古民家再生
箕田の家 (M様邸)
（2020年5月～2021年2月）
お施主様のお父様が所有していた築120年75坪の旧家。思い出の詰まった古民家の古き良きを活かしつつ、お母様とお施主様家族が快適に暮らせる二世帯住宅に生まれ変わりました。
＜ 施工前 ＞
築120年ともなると老朽が激しく、瓦のずれによる雨漏りで屋根が腐り、母屋の梁は折れ柱や土台もシロアリや雨漏りで傷んでいました。
＜ 施工中 ＞
小屋組みを補強・補修・交換しつつ屋根をふき替え、傷んだ柱や梁を補強・交換し、玉石基礎を布基礎に作り替え、床下の土間打ちを行い、床と天井に断熱材を入れ、土壁部分には外断熱を行い、サッシもすべてペアガラスにLow-Eガラスと断熱性を高めました。
＜ 施工後 ＞
一階に階段を設け小屋裏部分に大空間の納戸と子供室を設けました。
またキッチンを中央に配置し、LDK・寝室は小屋裏を利用した吹き抜け天井による開放感のある空間に、一枚板のカウンター、無垢のフローリング、杉板天井、檜の腰板と木材を使用することでぬくもりのある空間に仕上げました。